II SAMUEL
Chapter 14
II S | JapBungo | 14:2 | ヨアブ乃ちテコアに人を遣りて彼處より一人の哲婦を呼きたらしめて其婦にいひけるは請ふ汝喪にある眞似して喪の服を着油む身にぬらず死者のために久しく哀しめる婦のごとく爲りて | |
II S | JapBungo | 14:7 | 是において視よ全家仕女に逼りていふ其兄弟を撃殺したる者を付せ我らかれをその殺したる兄弟の生命のために殺さんと斯く嗣子をも滅ぼし存れるわが炭火を熄てわが夫の名をも遺存をも地の面に無らしめんとす | |
II S | JapBungo | 14:11 | 婦いひけるは願くは王爾の神ヱホバを憶えてかの仇を報ゆる者をして重て滅すことを爲しめず我子を斷ことなからしめたまへと王いひけるはヱホバは生く爾の子の髮毛一すぢも地に隕ることなかるべし | |
II S | JapBungo | 14:19 | 王いひけるは比すべての事においてはヨアブの手爾とともにあるや婦答へていひけるは爾の霊魂は活く王わが主よ凡て王わが主の言たまひしところは右にも左にもまがらず皆に爾の僕ヨアブ我に命じ是等の言を悉く仕女の口に授けたり | |
II S | JapBungo | 14:32 | アブサロム、ヨアブにいひけるは我人を爾に遣はして此に來れ我爾を王につかはさんと言り即ち爾をして王に我何のためにゲシユルよりきたりしや彼處に尚あらば我ためには反て善しと言しめんとせり然ば我今王の面を見ん若し我に罪あらば王我を殺すべし | |