JEREMIAH
Up
Chapter 1
| Jere | JapBungo | 1:15 | ヱホバいひたまひけるはわれ北の國々のすべての族をよばん彼等きたりてヱルサレムの門の入口とその周圍のすべての石垣およびユダのすべての邑々に向ひておのおのその座を設けん | |
Chapter 2
| Jere | JapBungo | 2:19 | 汝の惡は汝をこらしめ汝の背は汝をせめん斯く汝が汝の神ヱホバをすてたると我を畏るることの汝の衷にあらざるとは惡く且つ苦きことなるを汝見てしるべしと主なる萬軍のヱホバいひ給ふ | |
Chapter 3
| Jere | JapBungo | 3:1 | 世にいへるあり人もしその妻をいださんに去りゆきてほかの人の妻とならば其夫ふたたび彼に歸るべけんやさすれば其地はおほいに汚れざらんや汝はおほくの者と姦淫を行へりされど汝われに皈れよとヱホバいひ給ふ | |
| Jere | JapBungo | 3:12 | 汝ゆきて北にむかひ此言を宣ていふべしヱホバいひたまふ背けるイスラエルよ歸れわれ怒の面を汝らにむけじわれは矜恤ある者なり怒を限なく含みをることあらじとヱホバいひたまふ | |
Chapter 4
| Jere | JapBungo | 4:4 | ユダの人々とヱルサレムに住める者よ汝等みづから割禮をおこなひてヱホバに屬きおのれの心の前の皮を去れ然らざれば汝等の惡行のためわが怒火の如くに發して燃えんこれを滅すものなかるべし | |
| Jere | JapBungo | 4:30 | 滅されたる者よ汝何をなさんとするや設令汝くれなゐの衣をき金の飾物をもて身を粧ひ目をぬりて大くするとも汝が身を粧ふはいたづらなり汝の戀人らは汝をいやしめ汝のいのちを索るなり | |
Chapter 5
| Jere | JapBungo | 5:19 | 汝等何ゆゑにわれらの神ヱホバ此等の諸のことを我儕になしたまふやといはば汝かれらに答ふべし汝ら我をすて汝らの地に於て異なる神に奉へしごとく汝らのものにあらざる地に於て異邦人につかふべしと | |
| Jere | JapBungo | 5:22 | ヱホバいひ給ふ汝等われを畏れざるか我前に戰慄かざるか我は沙を置て海の界となしこれを永遠の限界となし踰ることをえざらしむ其浪さかまきいたるも勝ことあたはず澎湃もこれを踰るあたはざるなり | |
Chapter 6
Chapter 7
Chapter 8
| Jere | JapBungo | 8:19 | みよ遠き國より我民の女の聲ありていふヱホバはシオンに在さざるか其王はその中に在ざるかと(ヱホバいひたまふ)彼らは何故にその偶像と異邦の虛き物をもて我を怒らせしやと | |
Chapter 9
| Jere | JapBungo | 9:25 | ヱホバいひたまひけるは視よわれすべて陽の皮に割禮をうけたる者すなはちエジプトとユダとエドムとアンモンの子孫とモアブと野にをりてその鬚を剃る者とを罰する日きたらんそはすべて異邦人は割禮をうけずまたイスラエルの家も心に割禮をうけざればなり | |
Chapter 10
Chapter 11
| Jere | JapBungo | 11:4 | この契約はわが汝らの先祖をエジプトの地鐵の爐の中より導き出せし日にかれらに命ぜしものなり即ち我いひけらく汝ら我聲をきき我汝らに命ぜし諸の事に從ひて行はば汝らは我民となり我は汝らの神とならん | |
| Jere | JapBungo | 11:8 | 然ど彼らは遵はずその耳を傾けずおのおの其惡き心の剛愎なるにしたがひて歩めり故にわれ此契約の言を彼等にきたらす是はわがかれらに之を行へと命ぜしかども彼等がおこなはざりし者なり | |
Chapter 12
Chapter 13
| Jere | JapBungo | 13:16 | 汝らの神ヱホバに其いまだ暗を起したまはざる先汝らの足のくらき山に躓かざる先に榮光を皈すべし汝ら光明を望まんにヱホバ之を死の蔭に變へ之を昏黑となしたまふにいたらん | |
Chapter 14
| Jere | JapBungo | 14:16 | また彼等の預言をうけし民は饑饉と劍によりてヱルサレムの街に擲棄られんこれを葬る者なかるべし彼等とその妻および其子その女みな然りそはわれ彼らの惡をその上に斟げばなり | |
Chapter 15
| Jere | JapBungo | 15:2 | 彼らもし汝にわれら何處にいでさらんやといはば汝彼らにヱホバかくいへりといへ死に定められたる者は死にいたり劍に定められたる者は劍にいたり饑饉に定められたる者は饑饉にいたり虜に定められたる者は虜にいたるべしと | |
| Jere | JapBungo | 15:19 | 是をもてヱホバかくいひたまへり汝もし歸らば我また汝をかへらしめて我前に立しめん汝もし賤をすてて貴をいださば我口のごとくならん彼らは汝に歸らんされど汝は彼らにかへる勿れ | |
Chapter 16
| Jere | JapBungo | 16:10 | 汝このすべての言を斯民に告るとき彼ら汝に問ふてヱホバわれらを責てこの大なる災を示したまふは何故ぞやまたわれらに何の惡事あるやわが神ヱホバに背きてわれらのなせし罪は何ぞやといはば | |
Chapter 17
Chapter 18
| Jere | JapBungo | 18:11 | 汝いまユダの人々とヱルサレムに住る者にいへヱホバかくいへり視よ我汝らに災をくださんと思ひめぐらし汝らをはかる計策を設く故に汝らおのおの其惡き途を離れ其途と行をあらためよと | |
| Jere | JapBungo | 18:18 | 彼らいふ去來われら計策を設てヱレミヤをはからんそれ祭司には律法あり智慧ある者には謀畧あり預言者には言ありて失ざるべし去來われら舌をもて彼を撃ちその諸の言を聽ことをせざらんと | |
Chapter 19
Chapter 20
| Jere | JapBungo | 20:4 | 即ちヱホバかくいひたまふ視よわれ汝をして汝と汝のすべての友に恐怖をおこさしむる者となさん彼らはその敵の劍に仆れん汝の目はこれを見べし我またユダのすべての民をバビロン王の手に付さん彼は彼らをバビロンに移し劍をもて殺すべし | |
| Jere | JapBungo | 20:10 | そは我おほくの人の讒をきく驚懼まはりにあり訴へよ彼を訴へん我親しき者はみな我蹶くことあらんかと窺ひて互にいふ彼誘はるることあらんしからば我儕彼に勝て仇を報ゆることをえんと | |
Chapter 21
| Jere | JapBungo | 21:2 | バビロンの王ネブカデネザル我らを攻むれば汝われらの爲にヱホバに求めよヱホバ恒のごとくそのもろもろの奇なる跡をもて我らを助けバビロンの王を我らより退かしめたまふことあらんと曰しむ其時ヱホバの言ヱレミヤに臨めり | |
| Jere | JapBungo | 21:4 | イスラエルの神ヱホバかくいひたまふ視よわれ汝らがこの邑の外にありて汝らを攻め圍むところのバビロン王およびカルデヤ人とたたかひて手に持ところのその武器をかへし之を邑のうちに聚めん | |
| Jere | JapBungo | 21:7 | ヱホバいひたまふ此後われユダの王ゼデキヤとその諸臣および民此邑に疫病と劍と饑饉をまぬかれて遺れる者をバビロンの王ネブカデネザルの手と其敵の手および凡そその生命を索る者の手に付さんバビロンの王は劍の刃をもて彼らを撃ちかれらを惜まず顧みず恤れまざるべし | |
Chapter 22
Chapter 23
| Jere | JapBungo | 23:14 | 我ヱルサレムの預言者の中にも憎むべき事あるを見たり彼等は姦淫をなし詐僞をおこなひ惡人の手を堅くして人をその惡に離れざらしむ彼等みな我にはソドムのごとく其民はゴモラのごとし | |
| Jere | JapBungo | 23:32 | ヱホバいひたまひけるは視よわれ僞の夢を預言する者の敵となる彼らは之を語りまたその謊と其誇をもて我民を惑はす我かれらを遣さずかれらに命ぜざるなり故に彼らは斯民に益なしとヱホバいひ給ふ | |
| Jere | JapBungo | 23:38 | 汝らもしヱホバの重負といはばヱホバそれにつきてかくいひたまふ我人を汝らに遣して汝等ヱホバの重負といふべからずといはしむるも汝らはヱホバの重負といふ此言をいふによりて | |
Chapter 24
| Jere | JapBungo | 24:1 | バビロンの王ネブカデネザル、ユダの王ヱホヤキムの子ヱコニヤおよびユダの牧伯等と木匠と鐵匠をヱルサレムよりバビロンに移せしのちヱホバ我にヱホバの殿の前に置れたる二筐の無花果を示したまへり | |
| Jere | JapBungo | 24:8 | ヱホバかくいひたまへり我ユダの王ゼデキヤとその牧伯等およびヱルサレムの人の遺りて此地にをる者ならびにエジプトの地に住る者とを此惡くして食はれざる惡き無花果のごとくになさん | |
Chapter 25
| Jere | JapBungo | 25:9 | 視よ我北の諸の族と我僕なるバビロンの王ネブカデネザルを招きよせ此地とその民と其四圍の諸國を攻滅さしめて之を詫異物となし人の嗤笑となし永遠の荒地となさんとヱホバいひたまふ | |
| Jere | JapBungo | 25:29 | 視よわれ我名をもて稱へらるるこの邑にすら災を降すなり汝らいかで罰を免るることをえんや汝らは罰を免れじ蓋われ劍をよびて地に住るすべての者を攻べければなりと萬軍のヱホバいひたまふ | |
Chapter 26
| Jere | JapBungo | 26:15 | 然ど汝ら善くこれを知れ汝らもし我を殺さば必ず無辜ものの血なんぢらの身とこの邑と其中に住る者に歸せんヱホバ我を遣してこの諸の言を汝らの耳につげしめたまひしなればなり | |
| Jere | JapBungo | 26:18 | ユダの王ヒゼキヤの代にモレシテ人ミカ、ユダの民に預言して云けらく萬軍のヱホバかくいひ給ふシオンは田地のごとく耕されヱルサレムは邱墟となり此室の山は樹深き崇邱とならんと | |
| Jere | JapBungo | 26:19 | ユダの王ヒゼキヤとすべてのユダ人は彼を殺さんとせしことありしやヒゼキヤ、ヱホバを畏れヱホバに求ければヱホバ彼らに降さんと告給ひし災を悔給ひしにあらずや我儕かく爲すは自己の靈魂をそこなふ大なる惡をなすなり | |
Chapter 27
| Jere | JapBungo | 27:16 | 我また祭司とこのすべての民に語りていひけるはヱホバかくいひたまふ視よヱホバの室の器皿いま速にバビロンより持歸さるべしと汝らに預言する預言者の言をきく勿れそは彼ら謊を汝らに預言すればなり | |
| Jere | JapBungo | 27:18 | もし彼ら預言者にしてヱホバの言かれらの衷にあらばヱホバの室とユダの王の家とヱルサレムとに餘れるところの器皿のバビロンに移されざることを萬軍のヱホバに求むべきなり | |
| Jere | JapBungo | 27:20 | 是はバビロンの王ネブカデネザルがユダの王ヱホヤキムの子ヱコニヤおよびユダとヱルサレムのすべての牧伯等をヱルサレムよりバビロンにとらへ移せしときに掠ざりし器皿なり | |
Chapter 28
| Jere | JapBungo | 28:6 | 預言者ヱレミヤすなはちいひけるはアーメン願くはヱホバかくなし給へ願くはバビロンに携へゆかれしヱホバの室の器皿及びすべて虜へうつされし者をヱホバ、バビロンより復びこの處に歸らしめたまはんと汝の預言せし言の成らんことを | |
Chapter 29
| Jere | JapBungo | 29:1 | 預言者ヱレミヤ、ヱルサレムより書をかの擄へうつされて餘れるところの長老および祭司と預言者ならびにネブカデネザルがヱルサレムよりバビロンに移したるすべての民に送れり | |
| Jere | JapBungo | 29:3 | ヱレミヤその書をシヤパンの子エラサおよびヒルキヤの子ゲマリヤ即ちユダの王ゼデキヤがバビロンにつかはしてバビロンの王ネブカデネザルにいたらしむる者の手によりて送れり其書にいはく | |
| Jere | JapBungo | 29:14 | ヱホバいひたまふ我汝らの遇ところとならんわれ汝らの俘擄を解き汝らを萬國よりすべて我汝らを逐やりし處より集め且我汝らをして擄らはれて離れしめしその處に汝らをひき歸らんとヱホバいひたまふ | |
| Jere | JapBungo | 29:21 | 我名をもて謊を汝らに預言するコラヤの子アハブとマアセヤの子ゼデキヤにつきて萬軍のヱホバ、イスラエルの神かくいふ視よわれ彼らをバビロンの王ネブカデネザルの手に付さん彼これを汝らの目の前に殺すべし | |
Chapter 30
| Jere | JapBungo | 30:10 | ヱホバいふ我僕ヤコブよ懼るる勿れイスラエルよ驚く勿れ我汝を遠方より救ひかへし汝の子孫を其とらへ移されし地より救ひかへさんヤコブは歸りて平穩と寧靜をえん彼を畏れしむる者なかるべし | |
Chapter 31
| Jere | JapBungo | 31:32 | この契約は我彼らの先祖の手をとりてエジプトの地よりこれを導きいだせし日に立しところの如きにあらず我かれらを娶りたれども彼らはその我契約を破れりとヱホバいひたまふ | |
| Jere | JapBungo | 31:33 | 然どかの日の後に我イスラエルの家に立んところの契約は此なり即ちわれ我律法をかれらの衷におきその心の上に錄さん我は彼らの神となり彼らは我民となるべしとヱホバいひたまふ | |
| Jere | JapBungo | 31:34 | 人おのおの其隣とその兄弟に敎へて汝ヱホバを識と復いはじそは小より大にいたるまで悉く我をしるべければなりとヱホバいひたまふ我彼らの不義を赦しその罪をまた思はざるべし | |
Chapter 32
| Jere | JapBungo | 32:8 | かくてヱホバの言のごとく我叔父の子ハナメル獄の庭にて我に來り云けるは願くは汝ベニヤミンの地のアナトテに在るわが田地を買へそは之を嗣ぎこれを贖ふことは汝の分なれば汝みつからこれを買ひとれとここに於てわれ此はヱホバの言なりと知りたれば | |
| Jere | JapBungo | 32:30 | そはイスラエルの子孫とユダの子孫はその幼少時よりわが前に惡き事のみをなしまたイスラエルの民はその手の作爲をもて我をいからする事のみをなしたればなりヱホバ之をいふ | |
| Jere | JapBungo | 32:35 | 又ベンヒンノムの谷にあるバアルの崇邱を築きその子女をモロクに献げたりわれは彼らにこの憎むべきことを行ひてユダに罪を犯さしむることを命ぜず斯る事は我心におこらざりしなり | |
Chapter 33
| Jere | JapBungo | 33:9 | 此邑は地のもろもろの民の中において我がために欣喜の名となり頌美となり榮耀となるべし彼等はわが此民にほどこすところの諸の恩惠を聞ん而してわがこの邑にほどこすところの諸の恩惠と諸の福祿のために發振へ且身を動搖さん | |
| Jere | JapBungo | 33:11 | 再び欣喜の聲 歡樂の聲 新娶者の聲 新婦の聲および萬軍のヱホバをあがめよヱホバは善にしてその矜恤は窮なしといひて其感謝の祭物をヱホバの室に携ふる者の聲聞ゆべし蓋われこの地の俘囚人を返らしめて初のごとくになすべければなりヱホバ之をいひたまふ | |
Chapter 34
| Jere | JapBungo | 34:14 | 汝らの兄弟なるヘブル人の身を汝らに賣たる者をば七年の終に汝らおのおのこれを釋つべし彼六年汝につかへたらば之を釋つべしと然るに汝らの先祖等は我に聽ず亦その耳を傾けざりし | |
| Jere | JapBungo | 34:17 | この故にヱホバかくいひたまふ汝ら我に聽ておのおの其兄弟とその鄰に釋放の事を示さざりしによりて視よわれ汝らの爲に釋放を示して汝らを劍と饑饉と疫病にわたさん我汝らをして地の諸の國にて艱難をうけしむべし | |
Chapter 35
| Jere | JapBungo | 35:11 | 然どバビロンの王ネブカデネザルがこの地に上り來りしとき我ら云けるは我らカルデヤ人の軍勢とスリア人の軍勢を畏るれば去來ヱルサレムにゆかんとすなはち我らはヱルサレムに住へり | |
| Jere | JapBungo | 35:14 | レカブの子ヨナダブがその子孫に酒をのむべからずと命ぜし言は行はる彼らは今日に至るまで酒をのまず其先祖の命令に遵ふなり然るに汝らは吾汝らに語り頻りに語れども我にきかざるなり | |
| Jere | JapBungo | 35:15 | 我また我僕なる預言者たちを汝らに遣し頻りにこれを遣していはせけるは汝らいまおのおの其惡き道を離れて歸り汝らの行をあらためよ他の神に從ひて之に奉ふる勿れ然ば汝らはわが汝らと汝らの先祖に與へたるこの地に住ことをえんと然ど汝らは耳を傾けず我にきかざりき | |
| Jere | JapBungo | 35:17 | この故に萬軍の神ヱホバ、イスラエルの神かくいふ視よわれユダとヱルサレムに住る者とに我彼らにつきていひし所の災を降さん我かれらに語れども聽ずかれらを召ども應へざればなり | |
Chapter 36
| Jere | JapBungo | 36:6 | 故に汝ゆきて汝が我の口にしたがひて卷物に錄したるヱホバの言をよみ斷食の日にヱホバの室に於て民の耳にこれを聽しめよまた之を讀みてユダの人々のその邑々より來れる者の耳に聽しむべし | |
| Jere | JapBungo | 36:12 | 王の宮にある書記の房にくだりいたるに諸の牧伯等即ち書記エリシヤマ、シマヤの子デラヤ、アカボルの子エルナタン、シヤパンの子ゲマリヤ、ハナニヤの子ゼデキヤおよび諸の牧伯等そこに坐せり | |
| Jere | JapBungo | 36:14 | 牧伯等クシの子シレミヤの子なるネタニヤの子エホデをバルクに遣はしていはせけるは汝が民に讀きかせしその卷物を手に取て來れとネリヤの子バルクすなはち手に卷物を取りて彼らの許にきたりたれば | |
| Jere | JapBungo | 36:31 | 我また彼とその子孫とその臣僕等をその惡のために罰せんまた彼らとヱルサレムの民とユダの人々には我わが彼らにつきて語りしかども彼らが聽ことをせざりし所の禍を降すべし | |
Chapter 37
Chapter 38
| Jere | JapBungo | 38:6 | 彼らすなはちヱレミヤを取て獄の庭にあるハンメレクの子マルキヤの阱に投いる即ち索をもてヱレミヤを縋下せしがその阱は水なくして汚泥のみなりければヱレミヤは汚泥のなかに沈めり | |
| Jere | JapBungo | 38:17 | ヱレミヤ、ゼデキヤにいひけるは萬軍の神イスラエルの神ヱホバかくいひたまふ汝もしまことにバビロン王の牧伯等に降らば汝の生命活んまた此邑は火にて焚れず汝と汝の家の者はいくべし | |
Chapter 39
| Jere | JapBungo | 39:3 | バビロンの王の牧伯等即ちネルガルシヤレゼル、サムガルネボ 寺人の長サルセキム 博士の長ネルガルシヤレゼルおよびバビロンの王のその外の牧伯等皆ともに入て中の門に坐せり | |
| Jere | JapBungo | 39:5 | カルデヤ人の軍勢これを追ひヱリコの平地にてゼデキヤにおひつき之を執へてハマテの地リブラにをるバビロンの王ネブカデネザルの許に曳ゆきければ王かしこにて彼の罪をさだめたり | |
Chapter 40
| Jere | JapBungo | 40:1 | 侍衞の長ネブザラダンかのバビロンにとらへ移さるるヱルサレムとユダの人々の中にヱレミヤを鏈につなぎおきてこれを執へゆきけるが遂にこれを放ちてラマを去しめたりその後ヱホバの言ヱレミヤにのぞめり | |
| Jere | JapBungo | 40:4 | 視よ我今日汝の手の鏈を解て汝を放つ汝もし我とともにバビロンにゆくことを善とせば來れわれ汝を善くあしらはん汝もし我と偕にバビロンにゆくを惡とせば留れ視よこの地は皆汝の前に在り汝の善とする所汝の心に合ふところに往べし | |
| Jere | JapBungo | 40:5 | ヱレミヤいまだ答へざるに彼またいひけるは汝バビロンの王がユダの諸邑の上にたてて有司となせしシヤパンの子アヒカムの子なるゲダリヤの許に歸り彼とともに民の中に居れ或は汝の善とおもふところにゆくべしと侍衞の長彼に食糧と禮物をとらせて去しめたり | |
| Jere | JapBungo | 40:7 | 茲に田舍にある軍勢の長等および彼らに屬する人々バビロンの王がアヒカムの子ゲダリヤを立てこの地の有司となし男女嬰孩および國の中のバビロンに移されざる貧者を彼にあづけたることをききしかば | |
| Jere | JapBungo | 40:8 | 即ちネタニヤの子イシマエルとカレヤの子ヨハナンとヨナタンおよびタンホメテの子セラヤとネトパ人なるエパイの諸子と或マアカ人の子ヤザニヤおよび彼らに屬する人々ミヅパにゆきてゲダリヤの許にいたる | |
| Jere | JapBungo | 40:11 | 又モアブとアンモン人の中およびエドムと諸の邦にをるところのユダヤ人はバビロンの王がユダに人を遺したるシヤパンの子アヒカムの子なるゲダリヤを立てこれが有司となしたることを聞り | |
| Jere | JapBungo | 40:15 | カレヤの子ヨハナン、ミヅパにて密にゲダリヤに語りて言けるは請ふわれゆきて人知ずにネタニヤの子イシマエルを殺さんいかで彼汝を殺し汝に集れるユダ人を散しユダの遺れる者を滅すべけんやと | |
Chapter 41
| Jere | JapBungo | 41:10 | イシマエルはミヅパに遺りをる諸の民即ち王の諸女と侍衞の長ネブザラダンがアヒカムの子ゲダリヤに交付しところのミヅパに遺れる諸の民とを擄にせりネタニヤの子イシマエルすなはち彼らを擄にしアンモン人に往んとて去れり | |
| Jere | JapBungo | 41:16 | カレヤの子ヨハナンおよび彼とともにある軍勢の長等はネタニヤの子イシマエルがアヒカムの子ゲダリヤを殺してミヅパより擄へゆけるところの彼遺れる民すなはち兵卒婦人兒女寺人等を其手より取りかへして之をギベオンより携かへりしが | |
Chapter 42
| Jere | JapBungo | 42:2 | 皆預言者ヱレミヤの許に來りて言けるは汝の前に我らの求の受納られんことを願ふ請ふ我ら遺れる者の爲に汝の神ヱホバに祈れ(今汝の目に見がごとく我らは衆多の中の遺れる者にして寡なり) | |
| Jere | JapBungo | 42:18 | 萬軍のヱホバ、イスラエルの神かくいひたまふ我震怒と憤恨のヱルサレムに住る者に注ぎし如くわが憤恨汝らがエジプトにいらん時に汝らに注がん汝らは呪詛となり詫異となり罵詈となり凌辱とならん汝らは再びこの處を見ざるべしと | |
Chapter 43
| Jere | JapBungo | 43:2 | ホシャヤの子アザリヤ、カレヤの子ヨハナンおよび驕る人皆ヱレミヤに語りていひけるは汝は謊をいふ我らの神ヱホバはエジプトにゆきて彼處に住む勿れと汝をつかはして云せたまはざるなり | |
| Jere | JapBungo | 43:10 | 彼らにいへ萬軍のヱホバ、イスラエルの神かくいひたまふ視よわれ使者を遣はしてわが僕なるバビロンの王ネブカデネザルを召きその位をこの藏したる石の上に置しめん彼錦繡をその上に敷べし | |
| Jere | JapBungo | 43:12 | われエジプトの諸神の室に火を燃さんネブカデネザル之を焚きかれらを虜にせん而して羊を牧ふ者のその身に衣を纒ふがごとくエジプトの地をその身に纒はん彼安然に其處をさるべし | |
Chapter 44
| Jere | JapBungo | 44:12 | 又われエジプトの地にすまんとてその面をこれにむけて往しところの彼ユダの遺れる者を取らん彼らは皆滅されてエジプトの地に仆れん彼らは劍と饑饉に滅され微者も大者も劍と饑饉によりて死べし而して呪詛となり詫異となり罵詈となり凌辱とならん | |
| Jere | JapBungo | 44:14 | 是をもてエジプトの地に往て彼處に住るところのユダの遺れる者の中に一人も逃れまたは遺りてその心にしたひて歸り住はんとねがふところのユダの地に歸るもの無るべし逃るる者の外には歸る者無るべし | |
| Jere | JapBungo | 44:17 | 我らは必ず我らの口より出る言を行ひ我らが素なせし如く香を天后に焚きまた酒をその前に灌ぐべし即ちユダの諸邑とヱルサレムの街にて我らと我らの先祖等および我らの王等と我らの牧伯等の行ひし如くせん當時われらは糧に飽き福をえて災に遇ざりし | |
| Jere | JapBungo | 44:25 | 萬軍のヱホバ、イスラエルの神かくいひたまふ汝らと汝らの妻等は口をもていひ手をもて成し我ら香を天后に焚き酒を灌ぎて立しところの誓を必ず成就んといふ汝ら必ず誓をたてかならず其誓を成就んとす | |
| Jere | JapBungo | 44:26 | この故にエジプトの地に住るユダの人々よヱホバの言をきけヱホバいひたまふわれ我大なる名を指て誓ふエジプトの全地にユダの人々一人もその口に主ヱホバは活くといひて再び我名を稱ふることなきにいたらん | |
| Jere | JapBungo | 44:28 | 然ど劍を逃るる僅少の者はエジプトの地を出てユダの地に歸らん又エジプトの地にゆきて彼處に寄寓れるユダの遺れる者はその立ところの言は我のなるか彼らのなるかを知るにいたるべし | |
Chapter 45
Chapter 46
| Jere | JapBungo | 46:2 | 先エジプトの事すなはちユフラテ河の邊なるカルケミシの近傍にをるところのエジプト王パロネコの軍勢の事を論ふ是はユダの王ヨシヤの子ヱホヤキムの四年にバビロンの王ネブカデネザルが撃やぶりし者なり其言にいはく | |
| Jere | JapBungo | 46:27 | 我僕ヤコブよ怖るる勿れイスラエルよ驚く勿れ視よわれ汝を遠方より救ひきたり汝の子孫をその擄移されたる地より救ひとるべしヤコブは歸りて平安と寧靜をえん彼を畏れしむる者なかるべし | |
Chapter 47
Chapter 48
Chapter 49
| Jere | JapBungo | 49:2 | ヱホバいひたまふ是故に視よわが戰鬪の號呼をアンモン人のラバに聞えしむる日いたらんラバは荒垤となりその女等は火に焚れんその時イスラエルはおのれの嗣者となりし者等の嗣者となるべしヱホバこれをいひたまふ | |
| Jere | JapBungo | 49:19 | 視よ敵獅子のヨルダンの叢より上るがごとく堅き宅に攻めきたらんわれ直に彼を其處より逐奔らせわが選みたる者をその上に立てん誰か我のごとき者あらん誰か我爲に時期を定めんや孰の牧者か我前にたつことをえん | |
| Jere | JapBungo | 49:37 | ヱホバいひたまふわれエラムをしてその敵の前とその生命を索むるものの前に懼れしめん我災をくだし我烈しき怒をその上にいたらせんまたわれ劍をその後につかはしてこれを滅し盡すべし | |
Chapter 50
| Jere | JapBungo | 50:9 | 視よわれ大なる國々より人を起しあつめて北の地よりバビロンに攻め來らしめん彼ら之にむかひて備をたてん是すなはち取るべし彼らの矢は空しく返らざる狡き勇士の矢のごとくなるべし | |
| Jere | JapBungo | 50:29 | 射者をバビロンに召集めよ凡そ弓を張る者よその四周に陣どりて之を攻め何人をも逃す勿れその作爲に循ひて之に報いそのすべて行ひし如くこれに行へそは彼イスラエルの聖者なるヱホバにむかひて驕りたればなり | |
| Jere | JapBungo | 50:44 | 視よ敵獅子のヨルダンの叢より上るが如く堅き宅に攻めきたらんわれ直に彼等を其處より逐奔らせわが選みたる者をその上に立ん誰か我のごとき者あらんや誰かわが爲に時期を定めんや何の牧者か我前に立ことをえん | |
Chapter 51
| Jere | JapBungo | 51:59 | これマアセヤの子なるネリヤの子セラヤがユダの王ゼデキヤとともに其治世の四年にバビロンに往くときにあたりて豫言者ヱレミヤがこれに命ぜし言なりこのセラヤは侍從の長なり | |
Chapter 52
| Jere | JapBungo | 52:25 | また兵卒を督る一人の寺人と王の前にはべるもののうち城邑にて遇しところの者七人とその地の民を募る軍勢の長なる書記と城邑の中にて遇しところの六十人の者を邑よりとらへされり | |